投資用の低格太陽光発電所におけるメンテナンスの内容や頻度、それに必要なコストについてまとめました。
太陽光発電所の事業者には、定期的にメンテナンスを実施するよう法律によって義務化されています。これは、2017年4月に施行された改正FIT法に明記されていることです。メンテナンスの点検内容についてはレポートにまとめて保管し、行政から求められた場合には提出しなければなりません。
このように、太陽光発電のメンテナンスが厳しくなった背景には、投資用太陽光発電が増えるなか物件の周辺でさまざまな問題が多発したことが挙げられます。たとえば、雑草の処理が正しくされておらず周辺環境に悪い影響を及ぼしたり、パネルなどの部材が強風で飛散しても放置したりと管理不十分が原因のトラブルが相次いだのです。
メンテナンスを怠るとFIT認定が取り消されることもあるため、適切な方法で実施することが大切です。とはいえ、メンテナンスはどれくらいの頻度で実施すればよいのか、また費用はどれくらいかかるのか気になる方も少なくないでしょう。ここでは、「定期点検」と「除草」という二つの保守項目について解説します。
太陽光発電のメンテナンスのひとつが、機器や設備の「定期点検」です。資源エネルギー庁の「事業計画策定ガイドライン」によると、定期点検の内容は日本電機工業会などが定めた「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」に従うことが推奨されています。定期点検の具体的な内容や頻度、概算費用について解説します。
投資用太陽光発電の設置場所は、山野や田畑の一部などに野立てする物件が多く、除草も定期的に実施する必要があります。除草を怠ると発電量が低下したり、枯草などに引火して火事の原因になったりするおそれがあるので、適切に管理することが大切です。太陽光発電の物件における除草の頻度や概算費用についてリサーチしました。




(※)2021年11月16日時点、「太陽光O&M」「低圧太陽光 メンテナンス」のGoogle検索結果に表示された29社のうち、信頼できる会社として以下3点が公式HPに掲載されている会社を調査。
「O&Mで定義されたサービス(発電量監視・障害時復旧対応・定期点検・サイト管理)に対応」「価格」「導入実績数」
その中から
・om’s・・・損害保険が標準プランに含まれる会社のうち月額費用が安い会社
・オランジュ・・・月額費用が一番安い会社
・デベロップ・・・定期点検頻度が一番高い会社
をそれぞれピックアップしました。
(※除草・パネル洗浄は多くの会社がオプション対応のため、月額費用から省いて算出)
※オランジュとエナジービジョンは協業しているため、同価格でO&Mサービスを展開。
今回は、導入実績数が多いオランジュをピックアップしています。